このGWに地元稲城で「世界一大きな絵プロジェクト2024」の絵の制作をしました。
おまつりにやってきた子どもたちには
アクリル絵の具と、水落ちしないクレヨンを用意して
自分たちの好きなもの
未来に残したいものを描いてもらいました。
見守りながらとてもびっくりしたことがありました。
小さいお子さんは
筆ではなく、使い慣れたクレヨンで描きたいという子が
ほとんどだと思っていたのです。
ところが
筆で絵の具で描きたい!という子が続出!
「服についたらとれなくなっちゃうかもしれないけど大丈夫?」
大人の心配をよそに
もくもくと絵を描き始めます。
「花が好きだから」「ママが好きだからママを描いたよ」
「育てているひまわりを描くね」
ひたすら色を混ぜて筆で描いてみるのを
楽しんでいる子。
本当に様々。みんな真剣!
樹の幹をローラーで塗ってくれた男の子に至っては
もう職人技です。
彼らの集中力とキラキラした目が
忘れられません!
もしかしたら日常生活の中で
自由に表現できる場も、時間も
今の子どもたちは
奪われてしまっているのかも
しれません。
今日ご紹介する絵本
「こんにちは!わたしのえ」
作: はた こうしろう
出版社: ほるぷ出版
ここに出てくる女の子は
本当にでかいスケールで
想ったままの絵を表現していきます。
大人はどうしても
「○○を描いたら?」
「絵の具は汚れると洗うの大変だからクレヨンにしたら?」
などと誘導してしまいがちですが、
思った通りに描いていいよ、というと
子どもたちは大人の枠を軽々と
越えてきます。
子どもたちの可能性を信じること!
親が子供にしてあげられる
一番大切なことなんじゃないかなと
思うのです。