今日は3月11日。東日本大震災から14年がたちました。
先日、毎月参加しているオンラインの集まりでこの絵本を読ませていただきました。
『明けない夜はないから』
絵: 宮城県の子どもたち+ 荒井 良二
ことば: 「明けない夜はないから」歌詞
企画: フェリシモ プランニング開
出版社: フェリシモ出版
この絵本の絵を描いたのは当時、被災して宮城県の仮設住宅に住む子供たちらと絵本作家の荒井良二さん。「あの日のこと、大切なもの、そして夢」をテーマに描いたエネルギー溢れる絵に「明けない夜はないから」という優しく希望を与えてくれる言葉がそえられています・・・。
オンラインでお話してくださった南三陸のTさんが絵本を見ながら
「当時仮設住宅にいた時も子どもの存在が癒しだった。でも小さい子が泣かなかった。周りの空気を小さいながらも察していたのかもしれない」と当時を思い返されていました。
14年の間、最初は津波からやっとのおもいで復興、そのあと立ち直りかけたころにコロナという新たな試練、そしてやっとそこを抜けた今、新たな課題となっているのは、温暖化による漁業の不振。カキやほややわかめの養殖なども温暖化の影響で大打撃なのだそうです。
それでもどんな時も人とのつながりがあったから乗り越えてきたと。。
どんな時も色々工夫を重ねながらたくましく行動を重ねて乗り越えてきたTさんの姿に心を打たれました。
明けない夜はないから。。。
この言葉は自分がどん底にいた時に同級生がかけてくれた言葉でもあります。
3.11の今日、東北へのエールを絵本にのせて。